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2006年04月15日

阪神電鉄株の行方

村上ファンドが保有する阪神電鉄株を阪急ホールディングスが買い取る方向で交渉をしているとの報道がありました。報道によると、買取りには2,000億円が必要だが、阪急ホールディングスには1兆円近くの有利子負債があるとのこと。

有利子負債の額だけ聞いても、総資産の中での割合などがわからないと、それが多額なのか、そうでないのか何とも判断のしようがないので、阪急ホールディングスの平成17年3月期の財務諸表を見てみました。すると、総資本約1.7兆円のうち、約1.4兆円が負債。自己資本比率はわずかに16.6%。これも、この業界の水準がわからないと判断できないので、関西の5私鉄を見てみました。

近鉄  6.9%
阪急 16.6%
阪神 21.4%
南海 13.8%
京阪 24.2%

いずれも低い水準です。土地や設備に多額の投資を必要とする業態なので、仕方がないのでしょうが、金利が上昇すれば、すぐに利益が吹き飛びそうな負債の多さです。

特に、阪急は、売上4800億円、経常利益490億円で、有利子負債約1兆円ですから、金利が上昇すると非常に厳しくなると思います。ここに、2000億円調達して阪神株を購入し、阪神電鉄の有利子負債2400億を上積みされると、非常に苦しい経営を余儀なくされるでしょう。

阪神の経常利益160億円やブランドを手に入れることを考慮に入れても、この経営判断はないのではないかと思います。買取に踏み切った場合、株主代表訴訟を起こされることが予想されます。

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投稿者 えくす : 2006年04月15日 00:57 : 株式カテゴリの他の記事

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