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2005年12月06日

ほふり

スマッシュさんの三十路スマッシュMTBLOGのある記事について私がコメントした中で、何気なく「ほふり」という言葉を使ってしまったのですが、やり取りの中でスマッシュさんが「ほふり」をご存じないことが分かりました。そこで初めて気がついたのですが、最近株式投資を始めた人、特にネット証券を利用している人にとっては、ほふりを使うことが当たり前すぎて、言葉も聞いたことがなく、気にもしたことがないかもしれません。

簡単に解説しますと、ほふりとは、「保管振替制度」の略称で、株式の売買に伴う受け渡しや名義書換などの手続きを自動的にやってくれる仕組みです。

従来は、株式を買うと証券会社経由で自分の手元に保管するのが原則で、証券会社に預ける場合は「保護預かり手数料」を取られていました。年間契約で3,000円ほどだったと思います。買っただけでは、前の株主の名義のままで、配当や分割の権利を取るには、名義書換手続きと名義書換手数料が必要でした。名義書換には時間がかかり、特に3月と9月の権利確定前にはかなりの時間が必要でした。

ところが、ほふりが出来てから、非常に便利になりました。株式の名義は「証券保管振替機構」のままで売買が行われることで、株式の手元での保管が必要なくなりました。売買が行われるたびに、その機構内で名義を振り返ることで株券の受け渡しもなくなりました。名義を書き換えないでも、配当その他の権利についても、権利確定日の「実質株主」が、株主としての権利を全て行使することができますし、証券会社間で株式の移管をするときにも、株券のやり取りなしに、書類を書くだけで自動的に振り替えることが可能になっています。

以前は、名義書換に時間がかかっている間や、名義書換忘れにより、株式を売っても配当が送られ続けたり、分割の権利がもらえたり、そしてその逆、ということがあったようですが、ほふりが出来てから、そのような心配は無用になりました。

ほふりがなければ、ネット証券があっても、これほどまでに株式投資熱は高まらなかったかも知れません。

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投稿者 えくす : 2005年12月06日 00:37 : 株式カテゴリの他の記事

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コメント

詳しい説明ありがとうございますm(_ _)m

こうして株式売買方法の歴史を聞かせて頂くと
現在のシステムに関してもより理解が深まりました。

これからもいろんな話を期待しています!

投稿者 スマッシュ : 2005年12月06日 12:36

>スマッシュさん

勝手に名前を出してすいませんでした。
株式投資も10年以上やってますので、このあたりの知識はあるのですが、それと、儲かるかどうかは別なのが悲しいところです。(苦笑)

投稿者 えくす : 2005年12月07日 00:14

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